狂犬病ワクチンと混合ワクチンとは

グランピング

こんにちは!ドッグにグッドなグランピング和歌山北です。

オープンから1年が経ち、
こうして徐々に皆様に当施設を知ってご利用いただけていることに感謝です。

初めてのお客様、そして再びリピートで再訪問して頂くお客様も多いため、
スタッフ一同再びお会い出来ることを大変嬉しく思いながら
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。

本日のご紹介するテーマは、
ワンちゃんを飼ったことのある誰もが一度は疑問に思ったことがある

『ワンちゃんのワクチン接種』

についてです。

皆様はこの言葉を聞いて一番最初に何が頭に浮かんできたでしょうか??


「よく分かっていないけど、1年に1回接種が必要?」
「3種や5種の混合ワクチンがあるけど、数は多ければ多いほどいいの?」
「狂犬病ワクチンと混合ワクチンがの違いがよく分からない」

「接種証明書の提示が必要な場所がはどんなところ?」
「おうちで過ごすワンちゃんは外に出ないから、打たなくてもいい?」
「ワクチンは毎年打たないとダメなの?」
「ワクチンを打った後の副作用が心配」

…こんな風に、
ほとんどの皆様が、ワクチンについて
詳しくわからない方が多いのではないでしょうか?

今回はそんな疑問をもたれている方々に、
クイズ形式で分かりやすくご紹介させていただきます。

そして、当施設をご利用いただく際の接種ルールも一緒にお伝えいたします。

狂犬病ワクチンと混合ワクチン

まず初めに「狂犬病ワクチン」と
「混合ワクチン」の違いについてご紹介します。

簡単に言うと、この2つの違いは
『国の法律で接種が義務付けられているかそうでないか』の違いです。

「え!?法律で決められているの?」
そう思ったそこの方、そうなんです。

問題1

狂犬病ワクチンと混合ワクチン、
どちらのワクチンが法律で義務付けられているでしょうか?
(ヒントは何となく危なそうな方です)

正解

狂犬病ウイルスを予防する「狂犬病ワクチン」です。

それでは、狂犬病ワクチンは
何のために法律で義務付けられているのでしょうか。

「犬が狂う病気」なんて名前からして危なそうですよね。
この病気は犬だけがかかるだけでなく、
常に体温を一定に保つ動物全てを指します。

狂犬病は、私たち人間にも感染するリスクがあり
感染し発病するとほぼ100%死に至る病気と言われている
とんでもない感染症なのです。

今現在、島国の日本では狂犬病の流行はしていないですが、
海を挟んだお隣の国の中国やインド等のアジアで多く発生し、
アフリカ、ヨーロッパ、北米・中南米など全世界で見られます。

何なら狂犬病の流行がない清浄国と言われる国の方が断然少ないのです。

「じゃあ日本は今後も大丈夫なの?」

皆様、ここ2~3年のコロナウィルスの蔓延を鮮明に覚えているように
年々、外国との貿易や往来が発展しているだけあってリスクは高くなります。

ここまでくると、政府が法律を作ってまで
接種を義務付ける必要が分かってきたのではないでしょうか。

それでは、続いての問題です。

問題2

日本国内の狂犬病ワクチンの接種率は何パーセントでしょうか?

(ちなみにWHO世界保健機関のガイドラインでは
接種率75%が目標と言われてます)

正解

令和元年度の全国接種率は71.3パーセントでした! 

この数字、高いと思いましたか?
ですが、実際は地域によって50%を切ることも多く、
そもそも保健所でワンちゃんの
飼い犬登録をしていない未登録のワンちゃんを含めると、
45%を下回ると予想されています。

この数字は、永らく狂犬病が国内で発生していないこともあって
年々接種率が下がる傾向にあるのが一つの要因ではないでしょうか?

いつ日本に狂犬病ウイルスが入ってきても蔓延を抑えることができるように、
私たちの身近な動物への接種の予防が必要ということなんですね。

ワクチン証明書は必ず必要?

そうはいっても、必ず全てのワンちゃんがワクチンを打てるのではありません。

中には高齢やアレルギー反応があるため
ワクチン接種ができないワンちゃんもいます。

ドッグランやカフェ、ドッグホテルなのでワクチン接種証明書が必要な場面も多いですが
ドッグにグッドなグランピング和歌山北では
このような「ワクチンが打てないワンちゃん」は
接種書の掲示を免除とさせていただいております。

多くても4棟しかないドッグにグッドなグランピング和歌山北は
共有の全体ドッグラン(施設全体がドッグランです)
周遊ドッグラン(周りを取り囲むようにしてできているお散歩道)
こちらで他のワンちゃんと出会うことを考慮し
接種書のご掲示をお願いしておりますが
理由があり、ワクチン証明がなくてもご予約できるので
安心してご利用いただければと思います。

関連記事

オーナー

しっか

ライター

「ワンちゃんを自由にさせてあげられる施設を作りたい」という想いからワンチャンと楽しめるグランピング施設を始めました。 看板犬のダリル(ミニチュアダックス)通称「だっちゃん」と共に皆様のお越しを心よりお待ちしております!

ご予約は、お電話または
予約サイトから承っております。

電話:073-499-6692